作曲家・BGMクリエイターの poco moon (ぽこむーん) です。よろしくお願いします。普段自分がDTMで作曲をしていて、これはいいな!便利!と感じたことを、同じく作曲やDTMをしている方に向けて紹介していきたいと思います!
今回のテーマは「テンプレートを作って楽曲制作の時短をしよう!」です。
毎回同じ作業に時間を取られていませんか?
音楽制作中、毎回同じ設定をやり直す…そんな経験ありませんか?
僕も以前は「ドラムの音色を選んで、エフェクトをセットして…」という作業だけで30分以上かかることがありました。
でも、この「繰り返し作業」を少し工夫するだけで、制作時間をぐっと短縮できる方法があります。
テンプレートで制作時間をぐっと短縮!
その方法が「テンプレートの活用」です。DAWで、よく使うトラック設定やエフェクト、MIDIパターンをあらかじめ保存しておくことで、毎回ゼロから作る必要がなくなります。
例えば、よく使うピアノの音色やドラムキット、簡単なMIDIパターンをテンプレートにしておけば、新しい曲制作のスタートが数分で完了します。
テンプレートの作り方:3ステップで簡単
- よく使う音色やエフェクトをセット
ピアノ、ドラム、ベースなど、自分の定番の音色を用意します。 - MIDIパターンやトラック構成を保存
例えば、イントロやドラムの基本パターンを入れておくと便利です。 - テンプレートとして保存
DAWの「テンプレートとして保存」機能を使えば、次回からすぐ呼び出せます。
これだけで、毎回の作業時間が大幅に短縮できます。

Logicは新規ソングを作成の際にテンプレートが表示されるのでとても便利!
テンプレート活用のコツ
- ジャンル別に分ける
ポップス用、和風用、アンビエント用など、曲のジャンルごとに作るとさらに効率化。 - プロジェクトごとに応用
1曲ごとに必要な素材やエフェクトをテンプレートに加えてカスタマイズ。 - 共有してコラボもスムーズに
他のクリエイターとテンプレートを共有すると、制作環境が統一されて便利です。
テンプレートを使うとここまで変わる!
- 制作時間が短縮 → アイデア出しに集中できる
- 毎回のストレス減 → 「設定やり直し」に悩まされない
- 作業効率アップ → 質の高い作品をより多く作れる
僕もテンプレートを使うようになって、1曲あたりの制作時間が半分以下になりました。
まずは1つテンプレートを作ってみよう
今日からできる小さな一歩として、まずは1つテンプレートを作ってみましょう。試してみると、その便利さにきっと驚きます。ちなみに僕が作ったコーポレート曲のテンプレートがこちら!

よく使う楽器をカラー別に配置。MIDIの簡単なパターンも入れておくと、スケッチしやすい。
おわりに
いかがでしょうか?テンプレート作成は最初は時間がかかりますが、一度作ってしまえば、楽曲制作に掛かる時間を短縮することができます。短縮できればアイデアがこぼれず、より作曲やアレンジに時間をかけることができ、さらなる楽曲のクオリティアップにも繋がります!テンプレートのブラッシュアップもいいですね!ぜひチャレンジしてみてください!